ドライフラワーにもできる花かんざし、蕾がふくらんてきました。
花かんざしはキク科の植物で、小さな可愛らしい花が春先に沢山咲きます。カサカサした質感で花持ちがよく、ドライフラワーとしても楽しむことができます。
こちらはちょうど一年前。蕾が少し開き始めた頃です。温室で栽培された苗は12月頃に出回ります。軽い霜くらいなら耐えますが、寒さにはあまり強くないのでマルチングをして昼間はよく日の当たる場所、夜は室内に入れて育てていました。
春には次々と花開きますが、冬の寒さでは蕾はなかなか開かず、1カ月くらいこのままの状態でした。
そして2月の終わり、ようやく最後まで閉じていた花弁が開きました。花は甘くて優しい香りがします。
花かんざしは花持ちが良いのも特長で長く楽しめるのが魅力です。
そしてもうひとつの楽しみはドライフラワーです。アンティークな雰囲気がよく似合います。1年経っても形が崩れず、持ちが良いのも嬉しいところです。春は葉が混み合ってくるので形を整える為に刈ったものをドライフラワーにするのも良いかもしれません。
花かんざしは多年草ですが、耐湿性がないので夏の暑い時期に枯れてしまうことがよくあります。 我が家の株も夏には完全に枯れた状態になってしまいました。
もうダメだったのかなと諦めかけていたのですが、秋に少しずつ新芽が出てきました。
そして現在、蕾が大きくなってきました。瀕死状態から立ち直った株なので数は少ないですが…。
室内に移動すれば一気に開花すると思いますが、そこは春のお楽しみにしてじっくり待ちます。
下からは新芽も…。
去年は暖かくなった4月ぐらいからアブラムシが大量発生しました。 毎日駆除してもまた次の日にはビッシリという感じだったので今年はもう少ししたらオルトランを撒いて予防しようと思っています。
土は草花用を使っていますが、夏越しをさせるなら山野草向けの用土にしたほうが良いようです。
また夏越し出来ずに親株が枯れてしまうことがあるので 、暖かくなったら揷し木をして株を更新する手もあるそうです。今年はあまり花数が期待できそうもないのでこの方法で増やしてみたいと思います。
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